2023.07.17

【 Majesty For Oracle Ver8.0 】

★★ バージョンアップの主な変更・追加内容 ★★
※ SQL実行情報(インスタンショット)で特定SQLで実行数、経過時間などの値が急増する現象の対応。
・ 一部の分析ターゲットのOracle環境でのみ発生している現象です。
Oracleのどのような環境(設定、使い方)で発生しているかは不明。
・ V$SQLの一部の特定SQLで値の変化(更新)のメカニズムが普段と異なり、
マジェスティ側で特定SQLで実行数、経過時間などの値が急増するケースが発生。
V$SQLデータの解析仕様を改修。
・ 当現象とは別にV$SQLの元データの一部項目の値が小さくなるケースがあります。
異常値となる項目はELAPSED_TIME、EXECUTIONS、XX_WAIT_TIMEなどCaseByCaseです。
マジェスティ側では収集したV$SQLの元のデータを認めて処理していますので、一部のSQLで異常に変化する場合があります。
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■■ 注意 ■■ アップグレードの前の確認事項 ■■
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・ 既存プロジェクトのインスタントショットのデータで不整合性が発生します。
また、ジョブ実行時にキー中腹関連のエラーが発生する可能性もあります。
アップ後は、必ず全プロジェクトでクローンプロジェクトを作成してください。
既存の(クローン)プロジェクトは、参照のみの運用の前提の上でアップグレードしてください。
・ 特定SQLの実行情報の急増現象が発生しない現場では、
クローンプロジェクトの作成のタイミングでバージョンアップをお勧めいたします。
または、リポジトリの新規インストールをお勧めいたします。
・ 今度のアップグレードは、Script上で「Declare Begin End」実行モジュールによるオブジェクトの変更がございます。
Majesty V8.0 Object Upgrade Fail **」メッセージが現れる場合はオブジェクト変更の失敗ですが、
既存プロジェクトに依存するオブジェクトですので、新規のクローンプロジェクトに影響する要素はございません。
既存プロジェクトの参照のみの運用に影響する要素もございませんので運用を継続してもかまいません。
※ SQL圧縮(削除)機能をデフォルトONに変更(V6.6 V7.0ではデフォルトOFF)
※ 20220914 SQL VIEW詳細画面のアクセスパターンのリストで該当テーブルを右クリックして、
アクセスパターン詳細、イデックス支援画面を開く時の障害対応
(予兆画面、ウォッチアラート画面でSQL VIEW詳細を開いたときのみ障害発生)
※ 20221003 予兆管理画面でAVG条件の他に合計時間も追加
※ 20221003 予兆管理画面で比較対象インスタントショットのリストにSYS-TERM-HOURも追加して、すべてを対象に変更
・ Config.xmlで「CompSnapshotListKind」attributeで調整可能
・ デフォルト値=「SYS-SHOT,SYS-TERM-HOUR,SYS-TERM-DAY,SYS-TERM-MONTH,SYS-TERM-YEAR,USER」
・ 不要のタイプをattributeの値で削除
※ 20221003 予兆管理画面で比較対象インスタントショットのリストにSYS-TERM-HOURも追加して、すべてを対象に変更
・ 20221003 予兆管理画面でSQL(PLAN)リストに比較対象インスタントショット(CS)の実行情報を追加
(時間割り計算時の時間=CSのSQL実行時刻(FROM)から実行時刻(TO)の期間を時間単位に換算)
・ SQL(PLAN)リストのタイトルに、比較対象インスタントショット(CS)の情報も追加表示
・ 差分情報はXXXX_DIFF項目名で表示
※ 20221011 プロジェクト登録時、DBLINK名の28文字制限を128Byteに変更
※ 20221104 USID収集において、キーワード設定時にエラー発生し、USIDがERR_MKUSID_DELIMITERと現象の対応
※ 20221115 SQLテキスト収集時に、未トライを優先して収集するジョブステップを追加
※ 20221124 RACのNodeの中のテーブルの統計情報収集時に、重複データ発生時の対応
※ 20221129 UniqueScanの評点計算時にUniqueScan適用値が一般Scan値より低くなる場合の対応
※ 20221216 インデックス自動設計で既存のUniqueIndexが複数ある場合、項目数が少ない方を先にチェックする
※ 20230105 インデックス自動設計画面で「SQL VIEW」画面表示時にの時点で最新SYS-SHOTを再抽出する。
※ 20230213 インデックス自動設計の内部仕様変更
・ INDEXの項目の順番決め時に、「 既存仕様の順序+テーブル全体のARに対する優先順位(PRIORITY_EQL) 」
※ 20230213 USID更新画面で一括入力機能追加
※ 20230213 ログイン画面でログイン履歴のリストを追加、選択入力対応
※ 20230216 インデックス自動設計画面で自動設計を行っていないテーブルで右側グリッドの選択操作誤りの修正
※ 20230601 SEQUENCEをNOCACHE ORDERに変更
※ 20230609 BITMAP INDEXでアクセスするパターンが分析できなかったケースを対応
※ 20230609 INDEX表示画面でINDEX TYPEを表示
※ 20230609 テーブルアクセス画面に件数(RUM_ROWS)を項目を追加
※ 20230609 SQL圧縮(削除)のDELETE SQLのプランを固定(HINT)
※ 20230609 SQLView詳細を表示に「SQLテキスト収集済み」優先を「PLAN取集済み+SQLテキスト収集済み」に変更
※ 20230609 マジェスティテーブルのALTER MOVE ツールを追加
・ SQL圧縮(削除)によるSQL削除件数が継続して増加するプロジェクトがある場合、
500万(又は1千万)件以上増加するタイミングで定期的に行ることをお勧めいたします。
・ クローンプロジェクトを定期的に生成し、
IAExec_DeletedProjectDataClear.sqlを利用してデータを削除した場合に
定期的に行ることをお勧めいたします。
・ 対象テーブルの選定は、FreeSpace.sqlをご利用ください。
※ 20230703 USIDのサイズを64Byteから128Byteに変更
※ 20230703 20230609バージョンのテーブルアクセス画面で評点が正しく表示されない現象対応と項目幅調整
※ 20230714 DBMSAPPINFO(MODULE,ACTION)とPROGRAM_ID(ID,LINE)の収集をデフォルトOffに変更
・ 収集On、Off設定はパラメーターで調整します。(iaParaData_ModSample.sql)
・ DBMSAPPINFOは、DbmsAppInfo実行統計画面、SQL VIEW画面のMODULEとACTION情報に影響します。
・ PROGRAM_IDは、SQL VIEW画面のPROGRAM_ID,LINE情報に影響します。
・ アップグレード後、収集は停止されます。
★注意★ 収集継続を維持したい場合は、アップグレード後にiaParaData_ModSample.sqlをご参考に、Onに変更してください。
★お勧め★ 当情報を使用していない場合は、GATHER_DBMSAPPINFOとGATHER_PROGRAMテーブルをTRUNCATEしてください。
※ 20230714 ジョブ実行ログの保存期間を10日間とする。
・ 保存期間は、iaParaData_ModSample.sqlで調整可能です。
※ 20230714 テーブルの基本オプションにROW STORE COMPRESSを追加。
・ 新規作成されるテーブル(インスタントショットなど)から適用されます。
・ 既存テーブルは適用されません。
※ 20230719 テーブル生成時にNOCOMPRESS指定。
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★ ご確認(注意)
★ SQL圧縮(削除)機能(V6.2以降)について
★ (V6.6 20210611バージョンからV7.0までデフォルトOFF)
★ (V8.0 20220907バージョンからデフォルトONに変更)
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・ 当機能は、分析ターゲットシステムでリテラルSQLを大量に実行していて、
マジェスティ側で管理対象のSQL単位のデータが毎日急増し、リポジトリの運用(領域、ジョブ実行)に負荷が掛かり、
頻繁にクローンプロジェクトを作成・削除したり場合に有用な機能です。
(詳細は管理者マニュアルの累積情報の圧縮処理をご参考ください)
・ SQL削除対象になったことのあるSQLにおいて、インスタントショットのSQL実行情報
(実行数、経過時間、FIRST_LOAD_TIME、LAST_LOAD_TIME、LAST_ACTIVE_TIMEなど)で不整合性が発生します。
・ TERMタイプの場合、削除対象となったことのSQLで不整合性が発生し、「-」データも発生することもあります。
・ SHOTタイプの場合は、あるSQL単位のデータで実行数、経過時間などの値が急増する場合があります。(仕様)
・ SHOTタイプの「総合計、PLAN単位のデータ」は整合性の維持できます。
・ SQL実行情報を参考にアクセスパターン分析をメインに運用する場合にご利用ください。