2023.07.20

【 Majesty For Oracle Ver6.5 】

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■ V6.5の変更内訳

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■ V6.5の変更内訳
ー Bugfixなど
・ インデックス効率性分析画面でINDEXの項目の数が17個以上で発生するエラー対応
・ SQL実行情報収集処理時に ORA-00001 DUP_VAL_ON_INDEX(MAESTRO.GAEDTL_PRJxx_PK)エラー発生対応
⇒ リテラルSQLで同じHASH_VALUEが発生するケースがあるので、1つにグルーピングして対応。
・ クローンプロジェクト作成時にパラメータ移行の作業漏れを追加(PRJ_SUB_PARAMETER)

ー テーブル単位でオブジェクト情報を(再)取集機能を追加
    ・ 一部のテーブルでINDEX追加など、オブジェクトの変更があった場合に
       クローンプロジェクトを収集せずに既存プロジェクトで分析を継続できる。
    ・ 収集・分析済みの以前データと新規データの区別ができないので要注意です。
    ・ 簡易的に分析する場合のみご使用ください。

ー 全オブジェクト情報の再収集機能を追加
    ・ プロジェクト生成が失敗した場合など、
       オブジェクト収集から再スタートしたい時にご使用ください。
    ・ 正常運用中でも使用できますが、 
       収集・分析済みの以前データと新規データの区別ができないので要注意です。

ー クローンプロジェクト生成時に、オブジェクト収集をせずに元プロジェクトからコピーしてくる機能を追加
    ・ オブジェクト収集の時間が長くかかる場合にご使用ください。
    ・ 使用ガイド
        ① オブジェクトコピーでクローンプロジェクトを生成します。
        ② 変更のあるオブジェクトのみ、プロジェクトブラウザーのオブジェクト情報タブ画面で該当テーブルのみ再収集してください
        ③ ジョブスケジュールを登録します。

ー 20200403 マルチスキマーの制限を追加する
    ・ 登録可能なオーナーの数: 512個(既存の制限を維持)
    ・ かつ、SUM(オーナーのByte)を20,000をオーバーした場合、
       WARNING(SUM(LENGTHB(OWNER)) > 20,000)メッセージをログし、
       20,000で切り捨て収集を行う。

ー 20200909 1回性ジョブを実行時に「無効なEND_DATE(ORA-27483)」対応
    ・ タイムゾーンが日本以外の時に発生する場合がありました
    ・ END_DATEを「現在時刻+1分」からNULLへ変更

ー 20200909 SQL圧縮処理とインスタント作成処理の順番の変更
    ・ SQL圧縮処理の処理時間が長くなる場合、TERMの対象の期間をより現実時間帯にあわせるため。

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■ 1.リポジトリのアップグレード
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※注:アップグレード時にトラブルが発生し、メーカー対応でも復旧できない場合もあります。
      事前にリポジトリDBをバックアップしていてください。

※注:このパッチは、[V6.4 20191126] リポジトリを最新バージョン[V6.5 20200321]へアップグレードするパッチです。
       運用中のリポジトリを[V6.4 20191126]まで順次にアップグレードした後に適用してください。

※注:マジェスティのジョブが実行中の場合は、ジョブの終了までお待ちください。
        スケジューリングによるジョブが実行しないように、ジョブをDisableしてください。

※注:実行中のエージェントプロラムを終了してください。


※注:実行時に「すでに存在している」[存在しません」などのエラーが発生する場合がありますが、不具合ではありません。
     Oracleパッケージ(プロシージャー)生成が正常に終われば、アップグレードは成功です。

① 実行中のジョブがないことを確認してください。
   また、エージェントプロラムを停止する。

② iaRepoFilesUpgフォルダーをSQLPlusで参照できる場所にコピーします。

③ sqlplusを起動します。

④ iaRepoMig.sqlファイルを実行し、リポジトリをアップグレードします。
    sql>@iaRepoMig.sql  

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■ 2.クライアントのアップグレード
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・ 設置のためのインストーラはありません。Portableバージョンです。

・ セットアップファイルのiaclientFilesの下の「Sysbank\Majesty for Oracle\vX.X」を
    ProgramFiles以外の場所にコピーしてください。
    「MaestroAgent.exe」を実行してエージェントを起動します。

    ※V5.Xがらアップ時は、.NetFramework 4.0を追加してください。(Winodws8以上では不要)

・ 古いバージョンがある場合は、できるだけ既存のディレクトリ構造に合わせてコピーしてください。

    EX)
        C:\Sysbank\Majesty for Oracle\v5.4
        C:\Sysbank\Majesty for Oracle\v6.0

・ 古いバージョンを使用しない場合は、該当バージョンのフォルダーを削除してください。
    V5.X以下を使用しない場合は、Windowsアプリからアンインストールしてください。