2023.07.17

【 Majesty For Oracle Ver7.0 】

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■ V7.0の変更内訳

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■ V7.0の変更内訳

ー 新機能追加 1:「予兆管理」
    ・ 分析対象システムの性能トラブルや事故などが発生しないように予兆察知し、
       迅速に問題点を洗い出し、改善し、システムを安全に運用できるための機能です。
    ・ 分析対象システムの実行状況(経過時間、CPU時間、待機時間)を時間単位で24時間分をグラフィカルに分析情報を提供します。
    ・ 各時間単位のSQL数、PLAN数、新規PLAN数、新規アクセスパターンの数の情報を提供します。
    ・ 詳細分析情報として、詳細リストとSQL、PLAN単位の実行状況((経過時間、CPU時間、待機時間))をグラフィカルに提供します。
    ・ 自動検索機能を活用し、監視ボートとして活用することもできます。

ー 新機能追加 2:「インデックス自動設計」
    ・ 収集済みの実行プランのアクセスパターン分析で分析できたアクセスルートを参考にして、インデックス設計をアドバイスします。
    ・ 既存のインデックスの内、UNIQUE INDEXのみ継承し、他は考慮せずに新しく設計します。
    ・ 分析ターゲットサーバーの実物のINDEXを変更する機能ではありません。
    ・ 機械的な判断によるアドバイスですので、設計者の確認・分析の上、より改善してご使いいただきたいと思います。
    ※既存機能との比較
    ・ 「改善INDEX」は、既存のインデックスに対して改善案をガイドする機能です(項目の順番変更、追加)。
    ・ 「インデックス設計支援」は、設計者がインデックスを設計を行う際にサポート機能で、
          設計者の代わりにマジェスティの行った設計が「インデックス自動設計」です。

ー プレミアムライセンス体系追加

ー クローンプロジェクト作成の「オブジェクトコピー」のによる作成時に
    ・ ジョブスケジューリングの設定も移行できるように追加
    ・ 但し、Disable状態で移行するので、オブジェクト情報の変更を反映・追加作業などの後にEnableに変更する必要があります。

ー 評点計算の変更
    ・ アクセスルート上に同一項目が重複している場合、1個の項目として見なして計算する

ー インスタントショットのSYS-TERM-HOURの保存数を-1から24にデフォルト値を変更

ー プロジェクトブラウザー画面に「SQLテキスト検索」「インデックス自動設計」画面を開くボタン追加

ー 20220406 SQL実行情報(V$SQL)のデータチェック処理の不具合の対応

ー 20220408 予兆管理画面でSQL実行情報の色変更の不備点の対応

ー 20220411 SQL実行情報(V$SQL)のデータチェック処理の改善(リポジトリアップグレード必要)

ー 20220418 推移グラフでその他待機時間の非表示対応

ー 20220421 GRIDのCSV出力において、文字の中にダブルクォート含まれている場合、CSV表示が崩れてしまう現象の解除

ー 20220422 インデックス自動設計において、右側のアクセスパターン詳細を選択した時も左側の新規インデックス連動して選択変更

ー 20220425 SQL実行情報(V$SQL)のデータチェック処理のログコードをWARNINGからNORMALに変更

ー 20220607 プロジェクトブラウザー画面上インデックス自動設計のボタン表示可否のライセンスチェック追加

ー 20220613, 20220614 SQL_TEXT 4K編集方法の変更

ー 20220621 プロジェクトブラウザーのSQL実行統計(インスタントショット)タブ画面の経過時間円グラフでその他時間を表示するように元に戻す

ー 20220623, 20220626 インデックス自動設計関連テーブルファイルが一部環境で文字化け発生、パッケージ生成時にエラー発生対応
    ・ エラー発生する場合は、最新バージョンを再度ダウロードしていただき、アップレート作業を再度行ってください。

ー 20220720 英語バージョンの英語名の修正

ー 20220819 アクセスパターン分析詳細画面にアクセスパターン情報のグループの固定解除ボタンを追加
    ・ アクセスルート情報が長い時に、アクセスパターン情報のグループが固定されていることによって、
       実行情報部分が見えなくなく現象の対応
    ・ グリッドの右上の「アクセスパターン情報 固定解除」「アクセスパターン情報 固定」をクリックして、固定、解除できます。

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■ 1.リポジトリのアップグレード
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※注:アップグレード時にトラブルが発生し、メーカー対応でも復旧できない場合もあります。
      事前にリポジトリDBをバックアップしていてください。

※注:このパッチは、[V6.6 20201010] リポジトリを最新バージョン[V7.0]へアップグレードするパッチです。
      リポジトリのアップグレードはバージョンを順次にアップグレードしてください。

※注:マジェスティのジョブが実行中の場合は、ジョブの終了までお待ちください。
        スケジューリングによるジョブが実行しないように、ジョブをDisableしてください。

※注:実行中のエージェントプロラムを終了してください。


※注:実行時に「すでに存在している」[存在しません」などのエラーが発生する場合がありますが、不具合ではありません。
     Oracleパッケージ(プロシージャー)生成が正常に終われば、アップグレードは成功です。

① 実行中のジョブがないことを確認してください。
   また、エージェントプロラムを停止する。

② iaRepoFilesUpgフォルダーをSQLPlusで参照できる場所にコピーします。

③ sqlplusを起動します。

④ iaRepoMig.sqlファイルを実行し、リポジトリをアップグレードします。
    sql>@iaRepoMig.sql  

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■ 2.クライアントのアップグレード
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・ 設置のためのインストーラはありません。Portableバージョンです。

・ セットアップファイルのiaclientFilesの下の「Sysbank\Majesty for Oracle\vX.X」を
    ProgramFiles以外の場所にコピーしてください。
    「MaestroAgent.exe」を実行してエージェントを起動します。

    ※V5.Xがらアップ時は、.NetFramework 4.0を追加してください。(Winodws8以上では不要)

・ 古いバージョンがある場合は、できるだけ既存のディレクトリ構造に合わせてコピーしてください。

    EX)
        C:\Sysbank\Majesty for Oracle\v5.4
        C:\Sysbank\Majesty for Oracle\v6.0

・ 古いバージョンを使用しない場合は、該当バージョンのフォルダーを削除してください。
    V5.X以下を使用しない場合は、Windowsアプリからアンインストールしてください。