2023.07.20

【 Majesty For Oracle Ver6.6 】

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■ V6.6の変更内訳

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■ V6.6の変更内訳
ー Bugfixなど
・ SQL実行情報収集ジョブのSQL圧縮処理で分析ターゲットから収集した実績情報が存在しない場合に、
圧縮処理の前と後の値の比較処理で比較不具合の対応
・ ジョブスケジューラ登録時の不具合対応
エージェント起動OS(SESSINO TIMEZONE、国)とリポジトリのOS(DB TIMEZONE、国)が異なる時に発生する不具合対応

ー シングルライセンス対応を中止
    ・ マルチライセンス体系にふさわしいプロジェクト登録画面に変更
    ・ プロジェクト登録画面で、分析ターゲット・スキーマ項目をなくし、オーナーをすべて分析対象にする
    ・ 各画面上で「オーナー、スキーマ」の名称を「ユーザー」変更

    ★ご注意★
         シングルライセンス使用中のリポジトリもアップグレードすることは可能ですが、
        新規PRJ登録時にシングルライセンス独自のオーナーの概念による設定ができません。
        自動的に分析ユーザーで設定した最下のユーザーが分析ターゲットスキマーになります。
        シングルライセンスでも「オーナー1個=分析ターゲットスキマー」の場合は、問題なく運用可能です。

ー SQL圧縮処理関連設定のデフォルト値を変更
    ・ SQL_COMP_CNT_PERPLAN(PLAN当たりに指定の数以上のSQLを持っていいる場合に、指定の数以上の物は削除する。)を
        デフォルト 100を10に変更
    ・ リポジトリ新規インストールのみ適用です。
    ※ 20210611の変更事項で再度更新情報あり。

ー 画面上の日付処理の仕様を変更: OS(国)によって変化する表示、内部の処理を固定
    ・ 表示形式を 「yyyy-mm-dd」に固定

ー Oracle 9i, 10R1 マルチライセンス対応

ー 20201028 PALNとSQLテキストの収集対象の選別の仕様変更
    ・ 大量のリテラルSQLを発行するシステムにたいして、収集率をアップさせる目的
    ・ 既存仕様は、最新実行PLANと収集トライ数。
    ・ PLANの変更仕様は、1PLANの中でPLAN-SQL Pairの収集0のPLANを最優先して、その中で最新時刻のPLAN-SQL Pairを対象にする。
    ・ SQLテキストの変更仕様は、1PLANの中で該当PLAN使用するSQテキストが1個も収集できていないPLANを最優先して、
       その中で最新時刻のSQLテキストを対象にする。

ー 20201028 SQL圧縮処理時に削除対象SQLの選別仕様の変更
    ・ 大量のリテラルSQLを発行するシステムにたいして、収集率をアップさせる目的
    ・ SQL削除時に既にPLANとSQLテキストの収集済みのSQLができるだけ対象にならないように変更。

ー 20201106 SQL圧縮による
    ・ SQL実行情報の「FIRST_LOAD_TIME、LAST_LOAD_TIME、LAST_ACTIVE_TIME」情報の不整合防止(できるだけ最新値)
    ・ 画面処理時に発生する「データありません」のエラー防止

ー 20201207 USID自動抽出設定の不具合対応、仕様変更(リポジトリ変更なし)
    ・ プロジェクト変更の後、保存時にエラー発生トラブルの対応
    ・ 保存時にUSID抽出テストを行って、USIDが抽出された時のみ保存できるように変更

ー 20201222 ウォッチアラートのジョブ実行ログのメッセージを修正

ー 20210119 Oracle12c 不可視列の対応
    ・ オブジェクト情報収集時のCOLUMN_ID NULL エラーの対応
    ・ 不可視列のCOLUMN_IDは、マジェスティで任意発行

ー 20210126 収集したV$SQLのログ機能変更:コードの位置変更

ー 20210202 アクセスパターン分析時にPLAN数を制御する機能追加(パラメータ設定)

ー 20210323 英語バージョンの英語表記の追加及び修正

ー 20210330 SQL圧縮(削除)作業時に,削除対象SQLのMOUDUEL情報、PROGRAM_ID情報も削除する。

ー 20210510 2021年3月30日から2021年5月10日の間のバージョンで
   統計情報収集の最後に発生するエラーの解除

ー 20210611 クライアントアプリのタイトルにログイン名レポジトリバージョン日付を表示

ー 20210611 クローンプロジェクト作成時に、プロジェクトマネージャー画面の設定値も引き継ぐ

ー 20210611 SQL圧縮(削除)処理関連設定のデフォルト値を変更
    ・ SQL圧縮(削除)処理のデフォルトの「動作する」を「動作しない」に変更(SQL_COMPRESSION)
    ・ SQL_COMP_CNT_PERPLAN(PLAN当たりに指定の数以上のSQLを持っていいる場合に、指定の数以上の物は削除する。)をデフォルト10を50に変更
    ・ SQL_COMP_CNT_TOTAL(SQL圧縮(削除)作業が動作する条件のSQL数)をデフォルト10万は維持
    ・ リポジトリ新規インストールのみ適用です。

ー 20210701 SQL実行情報の蓄積時に不正を確認するためのチェック処理を追加
   下記のエラー発生時はメーカに問い合わせしていただきたいと思います。
    ・ GATHER V$SQL GatherData<RepoData CHECK NG (CHECK GATHER_EXECUTION_DTL_DUP_KEY)
    ・ GATHER V$SQL DUP_VAL_ON_INDEX (CHECK GATHER_EXECUTION_DTL_DUP_KEY)

ー 20211101 英語版のWindowsとハングル版のWindowsで
   プロジェクトブラウザーの統計情報タブ画面の初期表示時エラー発生の対応
    ・ 日本語版のWindowsでは正常動作しますのでアップグレード不要

ー 20221019 Oracle21Cでリポジトリをセットアップする時のトラブル対応

ー 20220406 SQL実行情報(V$SQL)のデータチェック処理の不具合の対応

ー 20220411 SQL実行情報(V$SQL)のデータチェック処理の改善

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★ ご確認(注意)
★    SQL圧縮(削除)機能(V6.2以降)について
★    (V6.6 20210611バージョンからデフォルトOFFに変更)
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   ・ 当機能は、分析ターゲットシステムでリテラルSQLを大量に実行していて、  
      マジェスティ側で管理対象のSQL単位のデータが毎日急増し、リポジトリの運用(領域、ジョブ実行)に負荷が掛かり、  
      頻繁にクローンプロジェクトを作成・削除したり場合に有用な機能です。  
     (詳細は管理者マニュアルの累積情報の圧縮処理をご参考ください)  
   ・ SQL削除対象になったことのあるSQLにおいて、インスタントショットのSQL実行情報  
     (実行数、経過時間、FIRST_LOAD_TIME、LAST_LOAD_TIME、LAST_ACTIVE_TIMEなど)で不整合性が発生します。  
   ・ TERMタイプの場合、削除対象となったことのSQLで不整合性が発生し、「-」データも発生することもあります。  
   ・ SHOTタイプの場合は、あるSQL単位のデータで実行数、経過時間などの値が急増する場合があります。(仕様)  
   ・ SHOTタイプの「総合計、PLAN単位のデータ」は整合性の維持できます。  
   ・ SQL実行情報を参考にアクセスパターン分析をメインに運用する場合にご利用ください。  

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■ 1.リポジトリのアップグレード
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※注:アップグレード時にトラブルが発生し、メーカー対応でも復旧できない場合もあります。
      事前にリポジトリDBをバックアップしていてください。

※注:このパッチは、[V6.5 20200321] リポジトリを最新バージョン[V6.6 20209999]へアップグレードするパッチです。
       運用中のリポジトリを[V6.5 20200321]まで順次にアップグレードした後に適用してください。

※注:マジェスティのジョブが実行中の場合は、ジョブの終了までお待ちください。
        スケジューリングによるジョブが実行しないように、ジョブをDisableしてください。

※注:実行中のエージェントプロラムを終了してください。


※注:実行時に「すでに存在している」[存在しません」などのエラーが発生する場合がありますが、不具合ではありません。
     Oracleパッケージ(プロシージャー)生成が正常に終われば、アップグレードは成功です。

① 実行中のジョブがないことを確認してください。
   また、エージェントプロラムを停止する。

② iaRepoFilesUpgフォルダーをSQLPlusで参照できる場所にコピーします。

③ sqlplusを起動します。

④ iaRepoMig.sqlファイルを実行し、リポジトリをアップグレードします。
    sql>@iaRepoMig.sql  

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■ 2.クライアントのアップグレード
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・ 設置のためのインストーラはありません。Portableバージョンです。

・ セットアップファイルのiaclientFilesの下の「Sysbank\Majesty for Oracle\vX.X」を
    ProgramFiles以外の場所にコピーしてください。
    「MaestroAgent.exe」を実行してエージェントを起動します。

    ※V5.Xがらアップ時は、.NetFramework 4.0を追加してください。(Winodws8以上では不要)

・ 古いバージョンがある場合は、できるだけ既存のディレクトリ構造に合わせてコピーしてください。

    EX)
        C:\Sysbank\Majesty for Oracle\v5.4
        C:\Sysbank\Majesty for Oracle\v6.0

・ 古いバージョンを使用しない場合は、該当バージョンのフォルダーを削除してください。
    V5.X以下を使用しない場合は、Windowsアプリからアンインストールしてください。